県民性?

県民性(けんみんせい)とは、各都道府県人の地域ごとの特色です。考え方や気質だけでなく、風土や食文化の傾向などは、古くから人々の関心を集め調査の対象とされてきました。それらの情報をまとめています。※当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれる場合があります。

「スタジオトーク: バラエティに彩られた対談の数々」 秘密のケンミンSHOW

秘密のケンミンSHOW 極!みちのくケンミン大東北SP!衝撃!芋煮王決定戦

2020年9月3日放送  日本テレビ
田中裕二爆笑問題久本雅美 白鳥久美子(たんぽぽ) 森公美子 新沼謙治 狩野英孝 古坂大魔王 ウド鈴木(キャイ~ン) 岡部大(ハナコ) 武田玲奈 ぺえ

青森県の「芋煮文化の無さ」に迫る

青森県と言えばりんごや海産物が有名ですが、実は東北地方で唯一、芋煮文化が存在しない地域なのです。
総務省統計局の家計調査年報によると、青森県の里芋の支出金額は5年連続で最下位となっています。
何故、青森県では芋煮が極めて少ないのでしょうか?

青森県の芋煮の現状

青森県では、里芋の特産品が豊富に出回っているにも関わらず、芋煮はあまり食べられていません。

その理由としては、一つには地域の食文化や調理方法の違いが挙げられます。
他の東北地方では、合わせ味噌や豚肉を使用した芋煮が主流ですが、青森県ではどちらもあまり使われません。
この地域独特の料理文化が芋煮の普及を妨げているのかもしれません。

東北各県の芋煮の個性に迫る

福島県の芋煮では、合わせ味噌が基本とされています。
地域ごとに味噌の風味が異なることから、合わせ味噌を使用することで、芋煮にまとまりと深みを与えるのです。
豚肉が入ることで、さらにコクが増し、風味豊かな芋煮に仕上がります。

宮城県では、仕事前にスタミナをつける芋煮が主流とされています。
ここでは豚肉をたっぷりと使用し、スタミナ満点の芋煮が作られます。
豚肉の脂身が絶妙に溶け込み、食欲をそそる一品となっています。

山形県は、芋煮王国として知られています。
ここでは、2つの味と2つの肉を使用した芋煮が楽しめるのです。
豚肉と牛肉の組み合わせにより、一層深い味わいを楽しむことができます。

また、醤油を使うことで、風味豊かな味わいが引き立つのです。

「芋煮文化の無さ」に寄せる感想

青森県が東北地方で唯一芋煮文化が存在しないことは、少し寂しい気もします。
他の地域では、地域ごとに個性があり、芋煮が大切にされています。

それぞれの県民が自慢し、愛されている料理なんです。
ただし、青森県にはりんごなどの素晴らしい特産品がありますので、芋煮がなくても地域の魅力は失われません。
それぞれの地域の個性や文化に触れながら、東北の食文化を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

#青森 #東北 #芋煮文化