県民性?

県民性(けんみんせい)とは、各都道府県人の地域ごとの特色です。考え方や気質だけでなく、風土や食文化の傾向などは、古くから人々の関心を集め調査の対象とされてきました。それらの情報をまとめています。※当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれる場合があります。

「県民熱愛グルメの極」 秘密のケンミンSHOW

秘密のケンミンSHOW 極!山形はゲソ天天国!?群馬&長野爆笑隣県バトル!

2021年6月10日放送  日本テレビ
田中裕二爆笑問題久本雅美 佐藤佳奈 峰竜太 中村俊介 西川きよし 近藤サト ケンドーコバヤシ 橋本マナミ 横山結衣AKB48おばたのお兄さん

山形県の名物「ゲソ天」とは?

山形県といえば、その美しい自然や温泉などが有名ですが、実は美味しいグルメもたくさんあります。
その中でも、県民から絶大な支持を受けるのが「ゲソ天」という料理です。
ゲソ天とは、イカの足や触手を揚げた天ぷらのことで、歯ごたえがありながらもジューシーで旨味たっぷりの一品です。

このゲソ天が山形県民の間で大人気となっているのを知り、さっそくその魅力に迫るべく調査を開始しました。
県内には数多くのそば店がありますが、その中にはゲソ天を提供しているお店もたくさんあります。
山形市内の116軒のそば店のうち、なんと70軒がゲソ天を楽しむことができるお店なのです。

その中でも、山形大学の近くにある「丸五そば屋 山大前」はゲソ10本もついた「もり天」を提供しており、地元の学生たちからも大変な人気を集めています。
ゲソ天に使用されるイカは、山形でも特に有名なスーパー「エンドー」で取り扱っています。
こちらのゲソ天は完全オーダー制で、揚げたてのものを提供しているため、その新鮮さと香ばしさが堪能できます。

実際、多くの人々が訪れるこのスーパーでは、忙しい日でもなんと300食ものゲソ天が売れるほどの人気ぶりです。
さらに、山形市内のご家庭でもゲソ天が楽しめるようです。
プレーンや塩レモン、シーフード、ブラックといったさまざまな味付けのゲソ天が、地元の人々に親しまれています。

山形県イカの加工も盛んであり、私は山形飛鳥というイカの加工場を訪れました。
ここでは、スピーディーにイカを分解する様子を見ることができ、その迫力に驚きました。
なんでも、酒田市は日本有数のスルメイカの産地だそうで、山形県外の食卓にもイカを供給しているのです。

江戸時代から受け継がれる山形県の伝統料理

実は、ゲソ天は山形県の一部地域で古くから食べられてきた伝統料理なのです。
山形大学の小酒井貴晴さんによれば、山形県村山地方や最上地方では江戸時代からゲソ天が食べられていたそうです。
当時、内陸の地域では新鮮な海の幸を手に入れることが難しかったため、乾燥したスルメが利用されるようになりました。

このスルメのゲソは硬くて食べにくいため、水で戻してから天ぷらや鍋物にする調理法が生まれたのです。
そして、山形市内の丸五そば屋が昭和40年代に初めてゲソ天そばを提供し、大評判となりました。
その美味しさが広まり、山形県ソウルフードとして愛されるようになったのです。

今では、山形市内のラーメン店でもゲソ天をトッピングとして楽しむことができるのだとか。
まさに山形県民のゲソ天への愛はとどまることを知りません。
こうした地域の伝統料理が、現代においても大切に守られ、多くの人々に愛され続けていることに感動を覚えます。

山形県のゲソ天は必食!

山形県のゲソ天は、美しい自然に囲まれたこの土地ならではの特産品のひとつです。
そのほかにも、温泉や観光地など見どころがたくさんありますが、山形県を訪れた際にはぜひゲソ天を味わってみてください。
歯ごたえがあり、香ばしくてジューシーなゲソ天は、一度食べるとやみつきになること間違いなしです。

山形県ソウルフードとなったゲソ天は、地元の人々にとっても大切な食べ物です。
その歴史や伝統を感じながら、地元の人たちと一緒にゲソ天を楽しむ時間は、きっと貴重な体験となることでしょう。
山形県にはまだまだ知られていない魅力がたくさんありますので、ぜひ訪れてみてください。

きっと新たな発見や感動が待っていることでしょう。
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