県民性?

県民性(けんみんせい)とは、各都道府県人の地域ごとの特色です。考え方や気質だけでなく、風土や食文化の傾向などは、古くから人々の関心を集め調査の対象とされてきました。それらの情報をまとめています。※当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれる場合があります。

「湯守り物語」 秘密のケンミンSHOW

秘密のケンミンSHOW 極!沖縄ボウリング&大分から揚げ…聖地巡礼SP

令和5年10月5日放送  日本テレビ
田中裕二爆笑問題久本雅美

銭湯の聖地、青森県

日本には多くの銭湯が存在しますが、その中でも青森県は銭湯の聖地として知られています。
青森県は一般公衆浴場の軒数が全国トップの23.2軒、そして温泉・銭湯入浴料の年間支出金額も全国1位です。

青森県内には275軒の銭湯が存在し、その約4割が早朝からオープンしています。

朝6時の銭湯に行けば、すでに多くの人が集まっています。
そんな早朝にも関わらず、なぜ銭湯は青森県で愛され続けているのでしょうか。

朝風呂文化の根付いた理由

その理由を聞くため、私は銭湯好きのグラフ青森編集長である下池さんに話を聞きました。

彼の説明によると、昭和30年代まで近海漁業が盛んであり、漁師たちは朝早く銭湯に行くことが日課となっていました。

この漁師たちの朝早い行動が、銭湯の営業時間にも影響を与え、朝風呂文化が青森に根付いていったのです。
昔から家のお風呂をあまり使わない人も多く、銭湯に通う機会が大変多いそうです。

自家源泉の源泉掛け流しの銭湯

青森県の銭湯は、ほとんどが天然温泉で自家源泉の源泉掛け流しを行っています。
その中でも「不動乃湯」という銭湯では、床に寝転がって浴槽から流れ落ちるお湯を堪能する「トド寝」というスタイルがあります。
このような独特の入浴スタイルも、青森県の銭湯の魅力の一つと言えるでしょう。

青森県民の銭湯愛

青森県民にとって銭湯は、暮らしの一部となっています。
温泉・銭湯入浴料が全国トップにランクインする一方で、ガス代の年間支出金額は46位というデータもあります。

銭湯への愛が反映されている結果ではありますが、それだけ銭湯は青森県の人々にとって特別な存在なのでしょう。

朝早く銭湯に行く人々の姿は、まさにその証です。

青森県の銭湯への共感

銭湯は私たちにとって、リラックスできる時間と場所です。
青森県の銭湯文化を知ることで、その魅力や特徴に触れることができました。

朝早く銭湯へ向かう人々の情熱や、自然が湧き出す温泉の贅沢さ、そして銭湯が地域の人々の生活に深く根付いている姿には、心を打たれるものがあります。

また、銭湯はただ入浴するだけではなく、地域の文化や歴史を感じることもできます。
青森県の銭湯を訪れる際には、ぜひその魅力を存分に味わってほしいです。

#銭湯 #温泉 #青森県